最低限の飼育方法(3)~ファンシーラット


※ 肩乗り散歩は、ラットさんの逃走・転落のほか、上空からの猛禽類(?)やカラス等からの襲撃にも注意して!


【しつけ+スキンシップ系】


1)叱ることでは芸もトイレも覚えない。叱ることは無意味(特に体罰系は厳禁。何の意味もなく、ただただラットさんを虐待しているだけと同じです)。


2)ご褒美で“釣る”ことによって芸(お手など)を教えることは可能。ラットさんは、「叱られること」で覚えることはほとんどなく、「プラスの事柄」についてはよく覚えます。どんなことでもチャレンジしてやってみよう!的な性格です(笑)。


3)基本的にトイレは覚えない。ケージ内の巣箱(ハウス)やトイレの配置や周囲の環境等によって、たまたまトイレを覚えることもあるようだが、狙ってやることは困難。


4)スキンシップは個体の様子を見ながら。ただ、ファンシーラットは人間に慣れる個体が多く、自分から人間の手にジャレついて来たり(オスに多い)、肩に乗って来たりすることも少なくない(メスに多い)。但し、若い個体は拘束(長時間の抱っこなど)が苦手なことが多く、ナデナデ等でゆっくり接するのはある程度年齢を重ねた個体でないと難しいかも。


5)肩乗り散歩もそれほど難しくなく可能。ただ、上空からの鳥(カラスやトンビなど)の襲撃や逃走・落下などには十分に注意して!それから、慣れない外に出るとウンチやおしっこを漏らしてしまうことも多いので注意。


6)外出の場合は、密閉型の容器による熱中症(ファンシーラット自体が体温で熱を発するので注意)や寒さなどに注意して。鼻先や口元が妙に湿ったり濡れたりしている場合は熱中症の可能性があるので、ここは本当に注意して!



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